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作品の出来は、
志乃お茶碗
こんな感じ、上段の湯呑二つと、ぐい飲み一つです。
炉の隙間から見えていた通りに並べました。
長石の艶、下絵の移り具合、緋色と、申し分の無い仕上がりです。
(つまり強還元を掛ける為の炭の量も、初回の56%まで少なくしても問題は無いと証明出来ました。)

下の段は、この様に配置していました。
志乃お茶碗
ぐい飲みは、上下とも差は無く、下段の分も申し分の無い仕上がりですが、
メインの花器に関しては、今一と言いますか、
甘いとしか言いようが無い出来です。
アクセと共に、二十目の粗い粒度が災いしての、切れが無い仕上がりです。
志乃お茶碗
かと言って、下絵が表面に出ていない訳では無く、
何か足りないと言った感じで有りますが・・・・・
(従って、攻め、練らしの時間を増やして、焼き直して見ようと思います。)

一昨日の記事で、
「今回もイケる!!」などと書いていたのですが、
おやおやと言う感じですね。
志乃お茶碗
誰ですか?「カッコ悪~」  と言っているのは!!
志乃お茶碗
しかし、結果から言えば、その通りなのです。

実を言えば、毎々、志野を焼成する度、
「今回もイケる!! イケる!! ・・・・・・・!!」と自己暗示を掛けながら、
今まで何百回も焼成していましたが、
最近の連続成功に気を良くして、私自身、調子に乗っていた様です。
記事の最後に書いていた「イケていて欲しい~!!!」と言うのが実際の所でした。

志野の焼成を突き極めるのは、とても難しいですね~
まだまだ波瀾万丈、長き道のりが有りそうですが、
(逆に志野については、ネタは尽きないと言う事です。)
それもまた楽し、と言った所でしょうか。 お付合い頂き、ありがとうございます。

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只今、72℃
有ります。
予定通り本日窯より取りだします。
(昨日の画像を拝借)
志乃お茶碗
現在隙間から見ると、
昨日、上の画像の様な状態で見えていた、
手前両側の「湯呑」二つ、真ん中の奥に「ぐい飲み」が一つは、
下絵の鐵の出具合や薄掛け部分の緋色等良く出ているようです。
下段の花器、ぐい飲み、アクセの出来映えが楽しみです。
書き忘れていましたが、
今回は、強還元を掛ける為定期的に、
投入する炭の量を少なくし、テストしました。
これから本腰を入れて、焼いて行く為には、
夜中に掛けてその手間を、可能な限り省けるかも課題ですので、
志乃お茶碗
上の画像の花器に比べべて、56%まで少なくしました。
唯、今回一度に少なくした訳では無く毎回11%づつ落として来た訳で、
つまり前回の焼成も当初から比べると、67%まで少ない状態でした。

他に粒度を粗くした結果も早く知りたいので、早々に窯出しをしに行きます。
「ワクワク、土器土器(笑)」と言う感じ~で有ります。

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早朝、AM5:00から営業
志乃お茶碗
とは書きましたが、大した事をした訳では無く、
S様が作製(上の画像)した、三面螺旋花器を急に乾燥する事の無い様に処置をしました。

横に写っている赤土の作品が、
S様が参考にしました品物です。

季刊誌「陶工房」の取材の時、私が製作した物で、
陶工房の記事にも載りました。
(何号だったかまた調べておきましょう。)
昨日の記事で、少し大きめと書きましたが、
写真で写すと、大分と大きさが違いますね。

それから、
志乃お茶碗
焼成中の、と言うより超徐冷中と書く方が正しいでしょうか?
志乃用の専用窯を確認、未だ730℃なのでやや赤く光っております。
判りにくいのですが、
手前両側に「湯呑」が二つ、真ん中の奥に「ぐい飲み」が一つ見えます。
そろそろ浮き出た下絵が大凡目視確認出来、
大体の仕上り具合が連想出来る、焼屋にとって一番の時間と言えますね!!

今までから、妄想が過ぎて、窯出しの時ガッカリと言う事も多々ありましたので、
一番不安なのが、窯の蓋を開ける瞬間で、対局する至福の時間と言えます。

ただ最近、志乃焼き上がりに関しては、絶好調なので、
「今回もイケる!!  イケるかも!  イケてるだろうな~?」
そして「イケていて欲しい~!!!」
と期待と不安と希望を入り混ぜつつタイマーが切れるのを待っております。
明日には採れる予定です。

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蒸暑くて、忙し
かったです。

午前中、
社会福祉法人 産経新聞厚生文化事業団のK様との打合せがあり、
昼過ぎ迄、

所謂、勝手に寄付するカブマツエコポイントの打ち合わせで、
つまり、皆様より、1リットル天ぷら油の廃食油を、
提供を頂く都度、3円で買い取らせて頂き、
そのつど、勝手に産経新聞厚生文化事業団様にカブマツより、
エコポイントとして、1円を寄付すると言う、継続的期間不限定イベントのお話と、
「陶芸ジャパン」出展していた頃の昔話している間に、
ア~と言う間に12時半を回りました。

その時、志乃の話をしていて思い出しましたのが、
2001年「陶芸ジャパン」出店の時、
私達が得意としている赤土の灰被りによる金色の窯変を見た、
K様が、
「紫松窯さんと同業の方が、この様な金色を出すのに苦労した。
専用の窯を作って十年、漸く出るように成った。」
と言っていたと聞きましたが、即座に弟君と2人で、
「金色出すのは訳無い、
我々は二か月程で解明が完了したのにね~。」
とおもいっきり笑い飛ばしていたのを思い出しました。

最近このブログで何度も書いたように、
私も、志乃で、納得に行く緋色を出すのに、十年掛かり、
その罰が当たったのかな~と、
本日は、過去のこの言動に深く反省して居ります。
一芸を極めるには、十年程度は必要かも知れませんね。
皆さんは如何思いますか?

正直、志野も一年もかからず極めれる等と本気で考えて居りましたが、
2002年「陶芸ジャパン」での志野焼成の参考出品でもこの程度でした、
志乃お茶碗
今の物に比べると笑いますね。
この頃で何百回焼いたでしょう? 500回以上は、焼いていたと思います。
不用意な言動には・・・・・・(笑)。

さて、急いで昼食を食べた後、午後1時30分からは、陶芸教室を行いました。
先週、S様は、三面螺旋花器を作りたい言っておられたので、
それを製作して頂きました。
季刊誌「陶工房」の取材の時、私が製作した物を、
工場内に放置して有ったのを、気に入られ、
今回は、それを参考に、もう少し大振の物を製作する事にしたようです。
大きさは、240mm×240mmの高さ400mm有ります。

ついでに、絵や文字を書く陶板200mm×600mmの物も3枚も作られたので、
この花器のタタラを組み立て出したのが3時半過ぎになり、
この為、教室終了の4時半には間に合わず、5時まで掛かってしまいました。

少し手伝いはしましたが、中々手際良く、
「モウ、何も言う事は無い」状態です。頼もしい生徒さんに成りました。

唯、通常、陶技場は、エアコンを利かせて作業をするのですが、
タタラの乾燥を遅らす為、今日は全く使いませんでした。
汗で体重が落ち、良い運動に成りました。

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本日も、
一窯は、また志乃を焼成しております。

手捻りで作った面取り花器変り種 1つと、
湯呑2つ、ぐい飲み2つ、陶器のアクセ1つを、
全て志野を施釉して窯詰しました。

画像は、面取り花器変り種を、
下絵した所から施釉まで公開して見ます。
上から見て反時計まわりに映しました。
志乃お茶碗
志乃お茶碗
志乃お茶碗
志乃お茶碗

施釉後画像も、
上から見て反時計まわりに映して居ります。
志乃お茶碗
志乃お茶碗
志乃お茶碗
志乃お茶碗

今回使用した平津風化長石は、二十目の篩を掛けた何時もより粗目の物です。
いつもは三十目の物に五十目を適量混ぜた様な仕様ですが、
有る人から、
「粒の大きな物が入っている方が融けた時、もっと面白くなるよ。」と聞き、
それで(二十目で)作って見ました。

施釉は、仕来り通り(私が勝手に決めた事ですが)、
掛け残しや、指の跡を残したり、
スポンジで、コンドルの雛の頭の様に薄くしたり、
柄杓で、重ね掛けの後を付けたり、
底に、とごった、釉を手で擦り付けたり、
雫を飛ばしたりと
何時も通り、好き勝手に塗しました。
厚みの有る所は10㎜は付いているでしょう。

ま、画像を見て頂いて通りですが・・・・・
上手く行けば最高ですがね。

この様に、偉そうに書いて居りますが、
私も調子の悪い時も有りますので、
狙った通り、上手く焼け無ければ笑ってくださいね。

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お茶碗1つ
画像の公開が遅れておりました。

7月17日の記事で紹介した画像です。
志乃花器


このお茶碗、
前回の志乃岩石調花器と一緒の焼成でしたので、
途中でヒーターが焼損し超徐冷工程が有りませんでした。
従って、岩石調花器の時と同じやや強い表情で、
お茶碗としては公開するのには納得出来ない状態でありました。

唯、逆に言えば、超徐冷工程のみの実験を行い、
岩石調花器と比べれば、何か面白い結果を見れるかとの興味もあり、
再焼成終了まで黙っておりました。
前回約束していた、岩石調花器の底面も同時に公開しますので比べて見てください。

志乃お茶碗、正面
志乃お茶碗

口縁
志乃お茶碗

内側(ストロボ発光で撮りました。)
志乃お茶碗

お茶碗高台
志乃お茶碗

岩石調花器高台
志乃お茶碗

上の画像、高台側の物を二つ比べると、違いはあきらかです。
一旦温度を上げ、超徐冷工程のみ焼き直す事で、
焦げ茶色から明るい赤、鮮やかな緋色に変化したと思いませんか?
志野を焼成したいと思われている方の良い参考に成るでしょう。

ただ、残念な事に偶然炭化気味に成り出ていた、
金色の窯変はすっかりと無くなりました。
緋色と炭化による金窯変は混在出来ないようです。

この金色の窯変については、
ご要望が有れば、例を上げて記事にしたいと思います。

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今日も、
前日からの引用に成り、本当恐縮しますが、
当、陶技場に通われている、
S様の作品が素晴らしいので、続きを紹介します。

昨日の画像
花器

反対面の画像
花器

横面の画像
花器

やや上からの画像
花器

お嬢様の、筆のセンスも作品を引き立てて居りますが、
生地自体の作りが良い出来なので、成り立っています。

S様は、現在この程度の作品を
1コース目で成形を済ませて、
2コース目で削りと仕上げを行って
(雑談したりしている場合も有るので、延べ4時間以下)
仕上げています。

元々直径20㎝の筒を変形させて、底を張り、
口は紐を積んで作るだけなので、
手慣れると、もっと早く出来るように成るでしょう。

そうすると、更にシャープな作品を作れる様に成ると思い、
私としては、その上達を楽しみにしております。

昨日一昨日にも書きましたが、
「縁の深い陶芸家の皆さんを、微力ですが、応援しております。」
と言うのは、当たり前の事ですが、
当、陶技場に通われている方にも当てはまります。
したがって、当工房で出来得る限りのサポートを行います。
ですのでS様頑張って下さ~いと言った気持ちです。
(因みにS様は70歳超えですが、
当社のサポートに、年齢は関係ありません。
10代~70代まで全く同じ支援を行っています。)

来週からは、三面螺旋花器を作りたいと言って居られました・・・・
(また難しいと言うより手間が掛かる作品ですが、
手早く丁寧にすれば・・・・・、たぶん・・・・・、でも夏なので・・・・・・)

生徒さん方の作品は、また機会を見て画像紹介をしたいと思います。

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記事のネタが無いと、
毎々前日からの引用に成り恐縮しますが、
昨日、
「縁の深い陶芸家の皆さんを、微力ですが、応援しております。」
と書いたのは、
紫松窯を購入頂いている皆様だけでは無く、
穴窯、登り窯、ガス窯、電気窯、灯油窯、七輪陶芸、ミニ窯など、
全ての、炉に関する問合せや、
また当社に見学に来られたりした事等の交流が有る方、
全ての皆さん方を、
ま、私の気分次第で勝手に応援していると言う感じでしょうか。
面白い例は私の工場で行う、「カブマツ夏(冬)の催し」と言うイベントに、
同業社、所謂「商売敵」に成る会社にも、希望が有れば、喜んで参加頂いて居ります。
(正し、少しでも独創性が無ければお断りする事も有ります。)
他社の製品と、一緒にイベントを行うと勉強に成り、
参加頂いた、紫松窯ファンの皆様にも、
他社の製品で少しでも最新の機材が見れればとの考えも有り、
また何より、一晩中行う、飲み会と言う懇親会でも、
楽しく情報交換が出来るので、来るもの拒まずであります。

このブログのタイトル通り、私のとって陶芸は、
福業なので、楽しければ良いのでは言う事でお付合いください。

さて福業とした意味は追々と記事にするとしまして、
本日の作品は、
現在通われているS様の作品です。
花器
S様が、古信楽土をタタラで成形し、
素焼後、お嬢様が、鐵の下絵絵の具で絵を描きました。
古信楽はザラザラしていて難しのに素晴らしいですね。

私の、陶技場へ通われてそろそろ半年ですが、上達され、
「もう何も言う事は無い!!」
と言った状態です。
別側面の画像は次回の記事にて!!
他の模様も素晴らしいですので、ご期待下さい!!

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昨日は、
とっても 嬉しい お知らせを頂きました。
私の製作している紫松窯の、
タイプSと、NAの二台をご購入頂いた、
澁谷様が、念願の個展を開催すると案内を頂きました。

神戸市灘区に有る「南天荘画廊」さんで、
http://www2u.biglobe.ne.jp/~nantenso/

   「澁谷博 陶展」
が、8月7~12日に行われるそうです。
焼き〆、窯変、灰被り等、
薪窯作品と同じ焼き上がりの作品に驚かれると思います。

澁谷様は、初めてお会いした時は、
そろそろ陶芸教室でも開こうか、と言って居られた方で、
自分で、良い土を集めて、
お父様の仕事場を、工房に衣替えしてと、着々と準備をされてましたが、
最初に、ご購入頂いた、
紫松窯タイプSで、その準備していた土の作品を焼いて見た所、
焼き〆による自然釉灰被りや金色の窯変に驚かれ、また大変気に入られて、
教室を開いて、(無駄に)粘土を減らすのは勿体ないので、
自分で陶工として、作品を作り、発表、販売する事に方向転換された方です。

また兵庫県三田に住んで居られるので、10月の「丹波焼陶器祭」には、
毎年、我々の実演焼成に陣中見舞いに来ていただいたり、
教室を開くのは、止めた為、要らなく成ってしまった11KWA電気窯を頂戴したりと、
懇意にして頂いております。
我々も、何かお役に立て無いかと、紫松窯の窯詰めの方法や、
澁谷様が、今使われている粘土と同じ様な窯変の出る土を提供出来る様に等と心掛けて居ります。
これについては、テスト中では有りますが、
手元の土、数種類を混合して中々の結果が出ているので直に実現できるでしょう。

この様な事ですが、私及びカブマツは、縁の深い陶芸家の皆さんを、
微力ですが、応援しております。
これからも続けて行きたいと考えて居ります。

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日食で、
記事1回分助かりました~。
現在、私が設定している、志乃の焼成時間はとても長いので、
サイクルが上手く合わないと、毎日更新は難しいですね。
(灰被りなら四時間も有れば取り出せるので、楽なのですが・・・
釉が残っている間は積めて焼いて行きます。)

と言う事で今日は、真面目に志乃に戻ります。
7月20日の記事の下絵をした画像と比べてくださいね。
先ず
昨日公開した志乃岩石調花器の上からの画像です。
志乃花器


横面1
志乃花器


横面2
志乃花器


横面3
志乃花器


ヒーター焼損の為、超徐冷の工程をスッ飛ばしたので、
全体に緋色は濃く、白も強く成って居ります。

横面2の画像の右下ある、親指跡の掛け残しが、
攻め焚き還元行程の炭の炎の影響で焦げ茶色ですが、
いつもならピンク色からオレンジ色にまで落ち着居ています。
これにより、超徐冷の工程作用がどのように影響するか良く判った焼成と成りました。

底面の画像も公開しますが、
此方もいつもより濃い緋色に成っていて、
前回の岩石調花器よりやや濃い感じに成っています。
志野は、条件を変える(変る)都度、面白い表情を見せてくれる、
興味の尽きない釉薬ですね。

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先ずは日食ネタから
書きましょう。
雲がフィルター変りに成りくびれがクッキリと、憧れちゃう~。
日食


雲の切れ間からは、明る過ぎるので、フィルターを入れて見ました。
溶接用のG2と言う番号の物です。
日食


直射日光は目に悪いので、
下の様な射光面やフィルターを使用。
フィルターは、G1、G2を準備しましたが、
G1は光の透過が多く上手く写りませんでした。
日食

残念ながら最も良く欠けた所は、曇って仕舞見えませんでした。
その後12時頃、かなり太り出した所は、確認できました。
最も良く欠けた11時の5分程の間ですが、
燕達が3匹、電線の上で微動だにせず、
じっとして居るのが不思議でした。

さて、志乃の岩石調花器の画像は、無事写しました。
志乃花器

取り合えず一枚だけUPします。
絵志野の特徴が良く出て中々の仕上がりです。

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結局の所、
昨日は、午前9時から三重県伊賀市に有る、お客様の所に行き、
帰りには、緊急に入った奈良県のお客様の、
加熱炉のバーナー異常失火の原因調査、修理、調整で夜まで帰宅出来ず、
岩石調花器の画像は、未だ有りません。
本日、日食の合間にでも、また工場の玄関で撮影したいと思います。

さて今日は、
当、陶技場の設備を、画像は追々公開するとして、
思いつくままに書いてみようかと思います。

自作作業台、1個(電動轆轤を置くのに、別の場所に移したのを入れると2個)。
手回し轆轤、11個
電動轆轤、4台。
蹴轆轤、1台。
真空土練り機、2台
(常時古信楽土専用1台、磁器土~赤土系等必要に応じて変更用1台)
陶芸窯、11台
(紫松窯タイプS3台、紫松窯タイプM1台、紫松窯タイプL1台、
紫松窯タイプNA-L1台、紫松窯NA1台、紫松窯タイプNA-S1台、
素焼き専用電気窯シンポ製16Kwh1台、ロペット製10Kwh1台、
志野用併用炉カブマツ製5Kwh1台)
棚、多数
(ホームセンターのチラシの中で一番の安物ばかり買いました。)
主にこの程度です。

その他に作り掛の設備としては、
志野用併用窯、2台、
(大皿用20kwh1台 ヒーターとコントローラの購入費用が無いので中断中、
小物用6kwh1台 時間が取れれば次に完成する予定です。)
1m幅スラブローラー1台、
(モーターと駆動用歯車を購入する費用が無いので中断中)
と言った感じです。

中々充実した設備でしょう。
志野の小物を焼くには十分です。
弟主催の陶芸教室も行っていますので、お問合せください。

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今回の岩石調志乃
を見ながら、
前回の志乃の岩石調花器との差を比較すると、
思っていた通りの差がでました。

前回の志乃岩石調花器の画像です。
岩石調志乃


昨日窯出しした志乃岩石調花器です。
(改めて画像はとり直します。)
岩石調志乃


好みは人それぞれなので、あえて優劣はつけませんが、
粘土から表面の長石へ染み出る鐵分のオレンジ色は、
超徐冷の工程が無ければ出ないと、これでわかりました。

今回の様な、残雪のイメージで黒百をしっかり強調するのなら、
練らし行程終了後暫くの徐冷をするだけで、
後は窯成で冷やせばこの様に成るだろうし、
通常通り100~125時間程度の目安で焼成すれば、
長石も粘土からの金属分で表面に緋色が出て、
明るいオレンジ色のになるようです。
それから紫松窯の焼成方で、金色に発色すると言う事も、
わかりました。

最も、美濃地方にあったと言われる、
穴窯のお化け、大窯での焼成だと、
上げ下げ往復にもっと時間が掛かっていたと思われ
私が行っているよりも更に、
超超徐冷で冷まされていたのでしょうから、この様な事は、
当時の職人さんには当たり前だった事でしょう。

イヤー頭が下がります。
いにしえの火炎土器の製作者、美濃の志野焼の製作者、
本当に素晴らしい先達の方々に恵まれた日本は、
とても良い国だと実感します。
(最後の文面は私事です。)

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朝の報告です。
本日は休みと言いながら、早めに用事を済ませて、
先程待ち切れずに、窯出しをしました。

取り合えず志乃の岩石調花器を画像UP、
ダイジェスト版と言った所です。明日側面も含めて撮り直します。

蛍光灯の下で、ストロボ無の画像です。
岩石調志乃


ストロボを焚きました。
岩石調志乃


ほぼ、朝の解説通りの仕上がりで満足して居ります。
やはり超徐冷行程が無いので、緋色が強く、茶色に成っております。
ま所謂、熔岩や鐵分の多い黒い岩石に残雪が付いている様なイメージに成った様な、
やや違うようなと言った所です。

皆様のご意見が聞ければ・・・・・等と思います。

ただ、今は本当の休みは取れるのだろうか?と言った気持ちです。

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焼成中の志野
とはタイトルに書きましたが、窯はとうに冷えて居りますが、
窯を開ける間が無くて放りっ放し、
と言うより少し恐くて開けるのを躊躇して居りました。

 通常徐冷期間も含め、90~125時間を目安に焼成して居りますが、
今回は、途中でヒーターが焼損した為、点火後48時間で加熱と言うか徐冷を止めました。
温度は1,030℃でした。

 唯、この時間だと攻め、熟成時間は、
既にを超えて徐冷時間に入って6~7時間の所からの通常冷却なので、
超徐冷による艶の抑え、炭の炎による緋色の抑が無い、
それと表面に出た生地と下絵からのFeの酸化による、赤色具合の変化が、抑えられるだけなので、
最近の物より多少、白黒がハッキリとした、緋色の強い作品に成るのかなと言った懸念だけで、
焼成時間による作品の変化が良く分かるテストとなりそうです。

今回の岩石調志乃花器は下絵をこの様にしました。
岩石調生地


横面1
岩石調生地


横面2
岩石調生地


横面3(名前の向きより言えばこの面が正面と成ります。)
岩石調生地


前にも公開した長石を施釉した後の画像です。
施釉

厚掛けの所は軽く5mm以上手で擦り付けました。
掛け残しと薄い所も何時も通り作為的に付けて居ります。

熔岩や鐵分の多い黒い岩石に残雪が付いている様なイメージに成れば上上です。
今回は何時もの様な超徐冷が無いので、
表面にでた鉄や緋色の所に金色の窯変なんかも出れば更に予想通りの・・・・
等と妄想して居ります(笑)
昨日まで忙しかったので、久々に休みにしました。明日のお楽しみ!!

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面白い話。
最初に書きますが、
私の陶磁器の仕事に付いての考えは、
お客様が、喜んで購入したいと思う物を造り販売すると言う事が基本にあります。
しかし、ただ闇雲にでは無く、
自分が販売するに値すると納得した物だけ、と言う条件が付きますが、
それを心掛けていたので、陶磁器の販売はノークレームです。

この下の画像は、自然釉灰被りお茶碗、伊賀土の作品で、
面白いエピソードがあります。
失敗

2002年、インテックス大阪「彩りの器市」に実演出店にた時に、
焼成見本として、このお茶碗を非売品として初めて展示しました。
なぜ非売品かと申しますと、
形や自然釉の灰被りの具合、
そして緋色の調子もピンク掛かって最高の仕上がりですが、
底が厚く重い品物で、所謂出来損ないだと私は思っております。

 所があるお客様が、是非五万円出しても良いから購入したいと、
接客した弟に言われて、離れた所でいた私に伝えてきました。
元より、その意思が無いので断る様に言うと、
十万円、十五万円と少しずつ金額を高いめにして、
伝えてきました。
それも断ると、
「今日は二十万円しか持合せが無いので、
それで如何しても購入したいと言って帰らず頑張っている。何とか説得してほしい。」と
この伝言ゲームに飽きた弟に言われた為、
私の方のお客様が途切れた時に直接説明にゆきました。
(当社の催しは、作品の販売以外にも、焼成の実演も行っているので、
窯の説明が引切り無しになり、毎回昼食も盗れない程になります。
このお客様も、可也のお時間を、お待ち頂いたと記憶しております。)

 私が行き、作りの甘い出来損ないなので、絶対に販売する事は無いときっぱりと断り、
なんやかんやとお話をして、なんとか、お帰り頂く事が出きましたが、
このお茶碗は、誰にも売らない。また、展示会の度見れるようにすると約束しましたので、
インテックスの催しの度、展示しています。
その御客様は、毎年来ては、
とても嬉しそうにじっくりと眺めて居られ、
また良いお付合いが出来る事となり、一件落着しました。

 と言う事で、この作品は失敗作ですが、
現在もカブマツで、桐箱に入れて、
厳重に保管されていると言う不思議な品物です。
(当然カブマツが催しを行う時は、何時も高い位置に展示して居ります。
機会があれば是非ご覧ください。)

今日の記事は、自分が販売するに値すると納得しなかった場合は、
品物を売らなかったと言う、先に書いた事とは全く逆のお話でしたが、
色々と勉強に成る面白い出来事でしたので、本日の記事にしました。

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訂正します。
前回は、現在、
穴窯の改造をしている、近所の陶芸教室の彼の話を書きました。
弟に言わせると辛口(可也辛口と言われました。)の記事との事、

「プロなら、もう少し考えを確りと、お持ちに成ってはどうですか?
道具機材は、トコトン使い切ら無ければ、泣いててしまう、悲しむ。
つまり良い結果が出ない、出せないかも知れないですよ~。」
と伝えたかっただけでした。
後五年十年と使いきれば、良い所、悪い所、改造ポイントなど全て判り
私等に質問せずに自分で全て済む筈だからです。

唯、弟曰く、彼のブログに、
「穴窯焚きは趣味」であると宣言していたと聞いたので、
前回の記事は、全て撤回します。
遊びの領域なら多少考えの甘さは、仕方が無い事です。
失礼しました。

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気を取り直して、
早朝より、新たに志乃の窯詰めを行いました。
昨日は色々有り、とても忙しく、アット言う間に五時に成ってしまい終了です。
志乃は下二点です。
岩石調花器

お茶碗


 先ず、朝から志乃を詰めている中、
ノイズや電圧降下の確認調査の為、
お願いしていた電気工事の方二名が来られて、
エアコン等各所計測の立会、
 途中で、近所の陶芸教室から、
只今、彼自身で改造しているらしい穴窯の、
入口付近の天井や煉瓦積みの方法の問合せ電話があったりで中断。
 引き続き我父の月命日の為、大阪市内より院主様が来られたので、
一緒にお参りをしていたら昼時になりました。

 午後から志乃の窯詰めの続きを行い予定を大幅に遅れてですが何とか点火、
 その後直ぐ、本業のIH鍛造用加熱炉(超省エネ型)2台分の見積、
 そうして後、教室の生徒様の作品(釉掛けの試し焼品)の窯詰めを行い点火、

 その様な状態なので午後から弟に、
朝から問い合わせの電話の有った、穴窯の煉瓦積みの件を、
実体の確認と対応に行かし分業しました。
電話だけだと要領を得ないので仕方有りませんね。
彼も弟の説明で得心された様なので良かったと思いますが、
この様な事は、改造前に考えて置く事では?・・・・とも感じます。

 また、その教室から当工房に紫松窯の見学来られた方が、
「最近○○君、窯焚きの(穴窯の)腕が上がってきて、
ようやく納得出来る灰被りを焼いてもらえる様に成ってきた。」
と言って居います。
そもそも漸く調子を掴めだした窯を何故改造するのかが、私には分からない所です。
灰被りが良い作品だと言うのなら、
穴窯の場合、炉内を長くしても、この良い作品が取れる部分の長さ変わりにくい。
つまり、いくら長く延ばしても燃料を分子レベルで調整するか、
煙突の断面積を増やす事をしない限り、
入り口から同じ距離の所までしか良い作品が取れる事はないと容易に考えられる。
(攻めを長時間掛ければ奥まで灰は被るが、でも前の作品は、被りすぎる。)
逆にそれ以外の所で採れる作品が、価値有る物にするなら良いのですが、
奥に釉物を詰めて窯変や鞘に入れての細工、
手前に作品をオキに埋めて作る焦げや紫蘇色を採る様駆使すれば、
緋色に灰被りの様な単純な作品以外、
もつと、もっと、さまざまな作品を焼く事が可能なのですが、

ま、逆に前のまま炉内を伸ばさなくても、工夫次第ででも出来たと言う事は、
炉の本業では無い彼には未だ・・・・・・・と言った所でしょうか。

今日は辛口でした。

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志乃お茶碗
昨日夕方に窯出しした所、見事に失敗でした。
志野釉を、好かれと思い厚掛けしたのが原因です。
高台際がら重みで捲れて、
それはそれは見事に捲れております。
失敗


失敗


失敗


側面の気泡が入った所等は緋色がでて、
また、下絵に鉄を指した所も所々表に現れ申し分の無い状態なので、
少し凹んでしまいました。

次回作に期待します。

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次回の
水指画像は、割れずに乾燥出来れば、
これで行きたいと思います。

六面交互岩石調と言った感じです。
水指志乃


蓋を外した所も撮りました。
水指志乃


今回も、水指なのでタタラで製作しました。
土は、珍しく艾を使用しました。
いつもは、古陶か古信楽も細目を使用しているのですが、
ピンク色の緋色が見たくて、この土を選びました。
唯々サクくて直ぐに罅割れがして中々手古摺りました。
画像は有りませんが、
高台は切りっ放しの碁笥底に、
乾燥した粘土を押しつける粟高台にして見ましたが、
成功すれば、面白いかも知れません。

現在 お茶碗は、400℃有ります。
明日の夕方には出しますが、また所用で出かけるので、
画像の公開は明後日に成るかも知れません。
長石釉厚掛けで、所々気泡が入った面白い物に成る予定です。

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今回の、
水指画像は、本日で最終です。
(同じネタで、結構引っ張れて、助かりました~。)

正面ですが蓋の見える画像です。
志乃

少し入てた下絵は、完全に表まで浮き出て居り、
飛沫を落とした所は白く出て居ります。
結構厚掛けでしたが全く関係なく、緋色がメインに仕上がりました。

見ての通り、蓋を外した所です。
志乃

やや薄掛けの所がホンノリと緋色に成り、
別段、釉掛けには仕掛けをした訳ではありませんが、よく出来た景色です。

これで今回の、水指の章、終了です。
(そんなタイソウな!!と言われそうですね  笑!!)
御清聴ありがとう御座います。

次の志乃は、現在焼成中のお茶碗か、次の焼成予定の花器に、
するかも知れません。
あくまでも予定ですが・・・・。

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水指の続き
水指の出来があまりにも良かったので、
昨日窯出しした後、水指をもう一、タタラで作りました。
(まだ荒仕上げなので、乾燥が済めば画像を撮ります。)

昨日のタタラ水指の側面画像を四面映します。
先ずは正面です。
志乃

下絵には、携帯電話のアンテナマークを描きましたが、
この面へ炭の炎を当てているので、判らなく成りました。
箸で入れた筋や叩き板で凹ました所が面白く成りました。

向って左面です。
志乃

所謂、コンドルの雛の頭状にスポンジで薄くめくった所に、
正面と背面の重ね掛けした長石が掛かり、良い景色に成りました。
部分的にピンク色にも成り面白い仕上がりです。

背面です。
志乃

最も絵志野らしい志乃の表情が出ました。
箆目にそって縦に鉄絵を描いたのですが良く出ています。
十年間、この気色を出すのに費やしたと言っても過言ではありません。

向って右面です。
志乃

全体の仕上がりから見ると、
無難な無地志野の気色が無くては、
あまりにも五月蠅過ぎると思い、
この四分の一は、無難に長石を掛けた部分です。
離れて全体を見るとことにより、
良くまとまった仕上がりに成りました。
唯今回の生地は自然釉灰被りで、
伊賀風に焼く形でしたので、釉のテストとすれば大正解ですが、
志乃には少しあわないかも知れませんね。

またこれは、窯出し直後に撮った画像です。
面白い事に、志乃の緋色は、数日間変化し続きますので、
今日はまたもう少し強く艶やかに成っています。
暫く工場にありますので見学希望は受け付けます(笑)。

もう少し続く・・・・予定です。

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待望の水指です。
本日は朝から所用ででかけており、
先程ようやく、タタラ水指を窯出ししました。
窯の蓋を外した状態の画像です。
志乃
超徐冷の為、土が動いて目土が四個、水指の中に落ちていました。

コンドルのヒナの頭の様な感じにまで薄くした所は見事に緋色が出て居り、
炭の炎が良く当たった所は、何時も通りコゲが出て、予想通り可也良い窯変が出ました。
志乃


背面の画像です。
志乃

こちらを正面でも良かったかも知れませんね。

失敗していれば、痰唾を塗した様な仕上がりでしたが、
画像を公開出来たので成功と言う事です。
続く・・・・

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本日は、
志乃の画像がありません。
と言うよりまだ撮って居りません。
炭を14個程使用したので可也窯変は期待出来ると思い、
先程も窯の周りをウロウロしてきましたが、
未だ温度表示計は220℃を指して居りました。
一体何時間掛けて焼いているのか?と思われるでしょうね。
今回は125時間に設定しました。
現在 緋色の最後の発色中と言った所でしょうか、
この状態で窯出しすると茶色が強く残り、
酸化した綺麗な赤味が出ないので、
もう少しの辛抱です。

今日は趣向を変えて、当社(カブマツ)の発電所、
エコジェネ君を紹介します。
発電機

市販の発電建設機器の色を塗り変えただけの様に見えますね(笑)。
外装については、
中古の物にウレタン塗装し直して新品の様にして見ました。
出力は最大45KVA有りますので、35KVAの電力を供給出来
カブマツの電力40%以上を賄う事が出来ます。
ただ、このまま使用するだけだと、軽油が必要に成り
費用対効果は可也マイナスに成り、
CO2排出量は増えて良くない事ばかりです。

発電機

普通考えると、そんな馬鹿な事はしませんよね。
そこで私は、昨年より運用しているトラックと同じように、
発電機も、廃食油を利用して運転する事にし、
昨年5月より入手の為、手を尽くして、
ようやく今年4月初めに手に入れる事が出来
早速改造して使用しております。

発電運用は順調で、
市エコタウン構想の関連で、河内長野市市役所の方や、
大阪府の地球温暖化防止委員会の方等、
バイオマスエコタウン構想関連の方々の見学会も、もう何度か行いました。

青い外置きタンクが見えると思いますが、
ここに綺麗にした廃食油を入れてエコジェネ君に供給しています。
(今日は詳しく書きませんが、供給する燃料は、
今話題のBDFに加工すると、無駄ばかりなので、
天かすやカーボン等を、綺麗に漉しただけ物を使用します。)

発電機
改造中の画像です。
この後カバーを取り付けて、上の画像の様に設置しました。

カブマツの電力40%以上を賄う事が出来ると書きましたが、
4Fの空調全て、
地下の工作機械類は、大型フライスと大型プレス以外全て、
1階のボール盤類、
それから陶技室関連の動力は全て、
空調、土練機2台、16kw、11kw、5kwの電気窯も、
この発電機を電源にしております。

従って、元々、紫松窯はコーヒー豆のリサイクル炭が燃料の為、
他所様に比べると断然、CO2排出量は少ないのですが、
さてさて、これで、私の陶芸教室は、
さらにCO2をあまり出さないとてもエコな教室となった言えるかも知れません。

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まだまだ続くと・・・・・
と言いましたが、タタラ水指が未だ800度で出せませんので、
素焼き後志野を施釉した状態をUPします。
志乃


今回は、鉄で模様を入れ、
底面に釉薬を弾く液を塗り、
その後、全面に長石釉を施釉、
一旦乾かした後、濡れスポンジで、
部分的に拭取り緋色が出る場所を、決めます。
拭き取り具合は、コンドルのヒナの頭の様な感じでしょう。
良く乾いた後、釉の底に溜まっている濃い部分を手にとり、
なすり付けたり、杓で掛け流したり、雫を飛ばしたりして装飾をし、
後は気に成る所が有れば濡れたスポンジで少しずつ擦ると、
修正する事も可能なので微調整をして完了です。
志乃

失敗すればまた痰唾を塗した様な仕上がりになりますが・・・・・
画像を公開出来れば成功と言う事です。

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志乃 お茶碗
私の場合は、志野釉を一度作ると乾いて固まるで連続で焼き続けます。
従って、志乃シリーズ、まだまだ続きますよ~!!
お付合いくださいね。

前回のお茶碗画像は、
志乃拡大

三角掛けで濃淡を付けた所の薄い部分と、
下の方の輪状削りの所に強く緋色がでており、
内側のおに鉄絵のラインも見れ、
また、焼成時間の試験も出来、実りの多い作品に成りました。
(良いデーターが、バッチリ録れました。)
志乃拡大


後ろ側の画像も
志乃拡大

この様な感じに成りました。

高台の所も緋色がクッキリと出て居ります。
志乃お茶碗

これは籾柄の影響もあるのですが、本当こんがりと良い茜色に成りました。

最初に書いた釉薬の事ですが、志野釉が乾いて固まると、
粉末にして次回まで保存しています。
次に釉薬を調合する時に一緒に溶かして混ぜると良い塩梅に調整できますので、
捨てずに保存して居ります。 これもエコで~す。

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本日の志乃
前回の拡大画像は、
志乃拡大


この様な窯出し直後の轆轤目急須の物でした。
志乃拡大


蓋部分の目土を外すと
志乃拡大

 この様な感じに成ります。
もう少し涼やかに成るかと思いましたが、色々な所に緋色が濃く出て、
結構濃い感じの気色に成りました。
之は之で、好きな人には良い様で、評判は上々です。

一緒に焼成した絵志乃のお茶碗です。
志乃お茶碗

 三角掛けで濃淡を付けた所の薄い部分と、
下の方の輪状削りの所に強く緋色がでました。
今回の焼成は練らしも徐冷も時短モードで焼成し八時間短く成りましたが、
内側の鉄絵のラインもハッキリと表に現れ大成功だと思います。

 現在焼成中の作品は踏鞴(タタラ)成形した耳付き水指ですが、
取出すまで後三日はかかります。
今回は珍しく施釉の画像も録りましたので、
いつもよりは詳しく説明しようかな?と思いって居ります。

 唯、今現在はネタが少く成ってきましたので、
絵志乃お茶碗の画像と解説や説明は次回に書きます。
お楽しみに!!

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焼き直し続き・・・
さて焼き直し後の画像は、
ビードロ

ビードロ
と、このような仕上がりです。
新たに自然釉が掛かり、強還元で緑色に発色し大変良く成りました。
裏面には木炭の焦げと金色の発色も有り申し分の無い状態です。
(ストロボの加減で良い画像が有りません。汗)

 自然釉の灰被りを焼くと、
ビードロ(ガラス)が雫となり下へ流れるので、
底面には再々この様なガラス状のものが、
目土と混ざって引っ付いた状態で取り出す事に成ります。
ビードロ

さてこの場合、作品と目土の継ぎ目だった所に、
平鏨を当て金槌で一気にカチ割ると手早く見事に出来上がります。・・・・ん?

と言うのは冗談で、
そのような事をすると、殆ど底に壊れや傷が付き、
売り物にはならないスクラップに成る方が大半であります(笑)。

そこで、
ダイヤモンドの歯が付いたハンドグラインダを使用するれば?言うと、△又は×
これだけで仕上げるのは、慣れてこなければ、
この作品の再焼成前の様に
返って新たな傷を付ける失敗も起り得る事ですのでね・・・・・

 私の場合ですが、いくら便利で有っても、
全てこれで仕上げる事は殆どしません。
電動工具なので、硬いsicの棚板等の手入れの場合は、
こびり付いたガラスをバリバリ削り取っていて、仮に棚板を少し削っても、
消耗品ですので気に成りませんが、
一点物やデリケートな作品や商品の場合出来ませんよね~。

 昨日も書きましたが、元々この作品を焼成した窯元さんは、
品物底面の名入れの重要な所へダイヤのカッター跡を付けて居り、
前に当方に居たパートやアルバイトの人でもやらないしさせない失敗です。
(私の)常識では考えられない事でした。

 余談に成りました。
ダイヤモンドの歯が付いたハンドグラインダで削るのは最高で八割程度まで、
其処から残り二割程度は、水を掛けながら砥石で手仕上げします。
もっと気を使う物、例えばお茶碗や水指等高価な物は全て砥石で手仕上げします。
(この画像の作品も砥石だけで仕上げました。)
私が使用しているのは刃物を研ぐ粗い砥石だけですが、
気の利く人は、この後に七宝用の砥石でつるつるに仕上げているようです。
ただ、私の場合は、下の画像程度にしております。
ビードロ

作品が窯の中で炎や熱と戦った跡なので、
この様に丁寧に仕上げれば、目跡の仕上げは大変良い気色に成ります。
最後の一手間を惜しまず頑張りましょう。
作品の価値がグウ~ンと上がります。

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ビードロの焼直し
 ビードロの焼き直しについて書前に、
本日も志乃の画像を一つ公開します。
志乃夏茶碗

私が遊びで作った轆轤目急須に、遊びで絵志野を施釉しました。
あくまでも遊びですが、良い仕上がりです。
茶器にすれば良かったです。

さてビードロの焼き直しに戻りますが、
元々当教室の生徒さんより預かったのは
ビードロ

ビードロ

とこんな感じの物でした。

詳しい場所を書くのは差し控えますが、
某陶都で穴窯焼成が体験できると言う所で作陶し焼成後送られて来た物らしいのですが、
穴窯と言うより、
「緋色釉をスプレー掛け後 灰釉を杓掛けし灯油窯で焼きました。」
と言った感じの出来映え。
また底の仕上げもダイヤで名事削る有り様、なので・・・・・

生徒さんは納得が出来ないらしく、
当教室のビードロ見本の様に成るなら焼き直して欲しいと言われ
ビードロや灰釉は得意分野なので、引き受けて見ました。
焼き直し後は、次回公開します。

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