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火炎の違いについて、
自ら陶芸を行っている皆様なら、当然ご存知でしょうが、
陶芸窯には主に、電気窯、灯油窯、ガス窯、薪や炭燃料の窯等の種類が有り、
またその燃料を複合させた併用窯が存在します。
私感ですが、
電気窯は、火炎と言うより、熱波と言うイメージ。①
灯油窯、ガス窯の火炎は、不純物の無い精製された燃料なので、
透明と言うイメージ。②
薪や炭燃料の窯等の火炎は、不純物だらけの煤けたイメージ③、
と言った感じでしょうか。

窯変について、
外からの作用と内からの作用の2種類有ると考え、
火炎による窯変とは、酸化、還元の作用での気色の違いとは異なり、
初めに仕掛けた、釉薬や生地土の成分以外、
別から入り込む成分に依って起こると私は考えて居ります。

従って、③以外の火炎は、綺麗に精製された燃料の為、
不純物が無いので、
窯変は、殆ど起こり得ないと言う事が判ると思います。

逆に③は、不純物だらけの煤けた火炎なので、
焼成途中の生地や釉に影響を与え、
其の炎の中の成分が生地土や釉に吸収されて
窯変が起り安い事いと、考えています。

薪や炭燃料の窯等で、自然に付く、
緋色は、上記の外からの作用の、窯変だと考え、
昨日記事に書きました様に、志野の焼成でも重要視して居りました。

では他に、志野の見所があるとすれば、
と言うよりこれがメインの見所だといえますが、
長石釉の表面や薄掛けの所に出る緋色や下絵の文様でしょう。
志野拡大
これは内からの作用の窯変と言えます。
ただ、よく、生地中の金属分が、長時間かけ、
長石釉の表面の浮出た物と言われて居ますよね。
この緋色を狙わない鼠志野が、
比較的短い時間で焼成出来る事でも証明出来ている共いえますが、
疑問が残ります。
(部分的な説明なら正解だと思いますが、)

上の絵志野は、大雑把には、長時間の焼成と長い徐冷により、
この様な気色として現れ居ますが、

同じ時間の条件で、ガス窯で焼くと
志野ガス
この様な釉調です。
緋色も糞も無いですな~。

と疑問を残しつつ、次回へと続く・・・・・

今日の記事はあまり専門的では無かったかも知れませんね。
あくまでも私の考えです。

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先程の続きです。
出かけると言っても散髪してもらいに行っただけですので、戻って来ました。

さて続きを書きましょう。
先程、他にも色々考慮(加味)するべき事が有りますと、
書きましたが、単純に書けば、炎の事です。
しかも強い還元の炎が必要でした。

灰や共土を少量加え釉薬として調合したものは、
市販の窯でも問題無く焼成出来、供給先の皆様方には、
大変お喜び頂いておりますが、
如何しても風化長石単味での実現をする為、
更に試験を続ける中、ガスでのテストを思いつき焼いて見ました。

これがその作品の画像です。
志野電気
このお茶碗は、先の画像の様な、下絵と長石の剥離が起こらない様に、
下絵を描かずに、風化長石単味と同じ長石に、
少量 黒浜を混ぜたものとを掛け分けて焼いて見た物で、
1260℃、100時間、単純焼成です。
(長石は、只今焼き直し中の花器と同じ、20目の篩の物を使用して居ります。)

拡大画像です。
志野電気
先程の物に比べると、全く別物に成りました。
粒度の違いが有るにしてもしっかりと溶けて居り、先ず先ずの結果でした。

これも、数十回に亘る試験の結果、
攻め、練らしの工程の還元が強く無ければ、
全く駄目駄目な品物しか焼け無いので、
強還元の炎の重要性が良く分ると言えます。

さ~此処まで出来ればそろそろ本格的、作品を・・・・・しよう。
などとは甘い考えで、
如何しても高台側の土見せ部分や、薄掛けの所に、
緋色が欲しく更に試作、試験の日々が続き、
気が付けば、十年が経ってしまいました。
笑ってしまいますね!!

次は、炎の違い等について書こうかな~と思います。

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焼成方、色々
現在の志乃を焼くに当たり、
今まで、色々試しました。
昨日紹介した紫松窯もその一つですが、
電気、ガスもテストを行い何度も、目を擦りました。
(平津風化長石単味でのテストです。)
志野電気
1260℃、150時間、単純焼成です。
溶けている様な、居ない様な、砂糖菓子の様な光沢と、
紙鑢(カミヤスリ)の様な手触り、余り良い出来では有りませんね。
1380℃、10時間、特殊焼成でもほぼ同じ結果でした。

拡大画像です。
志野電気
下絵の鉄が長石から剥離しており、釉の調子を台無しにしております。
これは、生地と釉の間の中間層、つまり、粘土質とガラス質の混合された様な。
接着剤の様に成る物質が、
長石単味だと含まれていない為、起こる事であり、
下絵の厚さや、長石を施釉するタイミング等でも防止する事は難しい。
上手く行く時も有れば駄目な時もも有り、
また、
電気炉で100回以上焼成した結果より、
灰や共土を少量加えると、この現象は起こりにくい事も判明し、
単純な電気の熱源だけでは、長石単味での出来映えの良い志野は難しいと認識しました。

良い志野を焼く為には、他にも色々考慮(加味)するべき事が有りますが、
その説明は、今は、所用の為、少し中断します。
次回の記事も宜しく!!

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PLの花火
今、終ました~。
花火
スローシャッターで上手く撮れませんでした。
しかも靄ってしまい苦労した一枚です。

毎年、工場に居る時は見ていますが、
今年は久しぶりに最悪の風向きでした。
しかし「天気が悪いのは天気が悪い」と、
仕方がない事です。

では飲みかけのビールが温もるので、また明日!!

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四時間シリーズ!!
今日の予定は、窯出しも無く、
従って新しい作品も無いので、
昔の画像を紹介します。
炭燃料の窯で、「志野を焼成しよう」と、お考えの皆様の参考に成ると思います。

志乃お茶碗
中々いい感じに下絵が出ているでしょう。

元々此方で↓、
ブログ

今日2009年8月1日現在「1位」の熊本先生に頼まれた、
電気窯で使用できる志野釉が如何しても上手く行かなくて、
気晴らしの遊びで焼成したものでした。

点火後1時間30分で1,340℃を超え、約20分程その状態をキープし、
その後は2時間で、炭を燃やし切りでながら冷ますだけの、お手軽志野焼成です。

炭燃料の窯と言うのは、
私の場合、「紫松窯」を使用していますが、
性能が同じ様に出れば、他の物例えば七輪でも可能でしょう。

唯、高台側、つまり炎が直接当る部分は、
志乃お茶碗
この様に珈琲豆の自然釉灰被りに成り、
窯変志野、青志野と言った状態ですが、良い雰囲気です。

追々別の記事でも書きますが、
元々頭を打っていた電気窯用の釉薬を焼成した事で、
炎が、と言うより炎の種類が重要だと判った作品です。

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