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先程の続きです。
出かけると言っても散髪してもらいに行っただけですので、戻って来ました。

さて続きを書きましょう。
先程、他にも色々考慮(加味)するべき事が有りますと、
書きましたが、単純に書けば、炎の事です。
しかも強い還元の炎が必要でした。

灰や共土を少量加え釉薬として調合したものは、
市販の窯でも問題無く焼成出来、供給先の皆様方には、
大変お喜び頂いておりますが、
如何しても風化長石単味での実現をする為、
更に試験を続ける中、ガスでのテストを思いつき焼いて見ました。

これがその作品の画像です。
志野電気
このお茶碗は、先の画像の様な、下絵と長石の剥離が起こらない様に、
下絵を描かずに、風化長石単味と同じ長石に、
少量 黒浜を混ぜたものとを掛け分けて焼いて見た物で、
1260℃、100時間、単純焼成です。
(長石は、只今焼き直し中の花器と同じ、20目の篩の物を使用して居ります。)

拡大画像です。
志野電気
先程の物に比べると、全く別物に成りました。
粒度の違いが有るにしてもしっかりと溶けて居り、先ず先ずの結果でした。

これも、数十回に亘る試験の結果、
攻め、練らしの工程の還元が強く無ければ、
全く駄目駄目な品物しか焼け無いので、
強還元の炎の重要性が良く分ると言えます。

さ~此処まで出来ればそろそろ本格的、作品を・・・・・しよう。
などとは甘い考えで、
如何しても高台側の土見せ部分や、薄掛けの所に、
緋色が欲しく更に試作、試験の日々が続き、
気が付けば、十年が経ってしまいました。
笑ってしまいますね!!

次は、炎の違い等について書こうかな~と思います。

紫松窯の事を、もっと良く知りたい方は。こちらまで↓
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/kabumatsu/


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焼成方、色々
現在の志乃を焼くに当たり、
今まで、色々試しました。
昨日紹介した紫松窯もその一つですが、
電気、ガスもテストを行い何度も、目を擦りました。
(平津風化長石単味でのテストです。)
志野電気
1260℃、150時間、単純焼成です。
溶けている様な、居ない様な、砂糖菓子の様な光沢と、
紙鑢(カミヤスリ)の様な手触り、余り良い出来では有りませんね。
1380℃、10時間、特殊焼成でもほぼ同じ結果でした。

拡大画像です。
志野電気
下絵の鉄が長石から剥離しており、釉の調子を台無しにしております。
これは、生地と釉の間の中間層、つまり、粘土質とガラス質の混合された様な。
接着剤の様に成る物質が、
長石単味だと含まれていない為、起こる事であり、
下絵の厚さや、長石を施釉するタイミング等でも防止する事は難しい。
上手く行く時も有れば駄目な時もも有り、
また、
電気炉で100回以上焼成した結果より、
灰や共土を少量加えると、この現象は起こりにくい事も判明し、
単純な電気の熱源だけでは、長石単味での出来映えの良い志野は難しいと認識しました。

良い志野を焼く為には、他にも色々考慮(加味)するべき事が有りますが、
その説明は、今は、所用の為、少し中断します。
次回の記事も宜しく!!

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