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火襷 窯詰の注意点
おはようございます 火襷の続きです。

中々大層なタイトルですが、注意点を補足しておきます。

先ずは昨日までの復習です。最初に素焼き前の下準備の所ですが、

出来上りの模様をイメージして生地に藁を捲いて有り、
藁は生地に密着すればする程鮮やかに発色するので、
生地に密着させる秘密兵器として、アルミホイルを巻き付け密着を強くする。
基本的には、焼きイモ状にするイメージですが、くぼみ等でどうしても緩い所は、
紙クズ状の物を細く捲いた紐状の物でくくり付ける様にすれば大丈夫です。
器の内側は、最も窪んでおりどうしても緩く成るので、
アルミホイルで巻いた上から道具土で押さえて上がれば良いでしよう。

ここでの注意点ですが、生地自身は真っ白に乾燥して有っても、まだ可也の水分を保持した状態です。
したがって、素焼きを始めると120℃くらいまでは、
アルミホイルの内側で水分が結露した状態となり、
生地表面が溶けたり生地自体の細かい所が崩れたりする事も有ります。
これを防止する為、アルミホイルに多少蒸気を抜く隙間を均等に空けておく事も必要です。
藁を抑えていない部分を狙って多少多めに空けておくと言う事です。

次は窯詰めをして素焼きをする部分の補足です。
設定温度は、500℃~600℃で設定してください。
練らしは、一番大きな作品が20㎝なら15分程度で中心までの温度は表面と同じになるのですが、
藁が十分白い灰になるまではキープしておかないと行けないので、
何度か焼いて見て実感してください。

私は気温から75℃まで6時間そして
75℃16時間キープ、
350℃まで3時間、350℃1時間キープ、
500℃まで5時間、500℃1~6時間キープ
そして消灯と言うかんじ。

この私の実践データーの
75℃まで6時間そして75℃16時間キープというのは、
生地が持っている水分を完全に抜く工程で、これを行う事で殆ど割れない素焼きが出来ています。
つまり生地に藁を巻く前にこの工程を行って、

藁捲き工程、アルミホイル工程を行い、
350℃まで4~5時間、350℃1時間キープ、
500℃まで5時間、500℃1~6時間キープ
そして消灯と
する事も可能です。
その場合前記のアルミホイルに多少蒸気を抜く隙間を均等に空けておくと言う事は不要です。

最後にもう一度書きますが、
アルミホイルは通電しますので絶対に窯内の電熱線(ヒーター)には絶対触れない様に気を付けてください。
安全の為、鞘鉢に入れての処置をしても良いでしょう。
感電したり、ショートして窯を壊したりする事も考えれますので、
安全に注意して全て自己責任において行ってくださいね。

尚、これは電気窯で簡単に火襷が出来る方法です。

その他の窯、灯油窯、ガス窯、紫松窯
特にマイクロ波陶芸窯はアルミホイルは炉内に入れれないので注意!!

後は行動あるのみです。試した方、是非感想をお聞かせ下さい~



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コメント

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イメージできてきました!
分かりやすくてとても参考になります!
早く実践したいところです。

自分の窯が焼成時間とかどれくらいプログラムできるのか
まったく分かりませんがゆっくり500度まで上げていきたいと思います!

備前の茶碗の≪内側≫は撥水をよくしたいのですが
灰を使って対処できるのですかね?

あと火襷が綺麗に出た器を炭窯で二度焼すると灰で黒くなって消えてしまうのですかね。

色々試してみたいと思います。
月讀 | URL | 2010/06/24/Thu 23:29 [編集]
月讀さま、おはようございます。
シンポの自動プログラム付コントローラーは、確か2っ程自作プログラムを記憶出来たはずで。
例えば75℃まで6時間その後75℃16時間キープの完璧乾燥プログラムを記憶させておくと便利ですよ。
私は、素焼きプログラムにこの工程を入力してあります。

「茶碗の≪内側≫は撥水をよくしたいのですが 灰を使って対処できるのですかね?」
焼成温度が低いので灰を使ってもビードロ状には成りませんね~
備前独自の胡麻と呼ばれる灰被りが撥水を良くする事は無いようですので、焼き上がってからの米の砥ぎ汁攻撃で止めるしか無いでしょう。
ただ、志野もそうだと聞きますが、水が染みるくらいの方が良いとも聞きますので気にしなくても良いのでは、
焼き上がってから少しづつ水止めすればいかがですか?

「火襷が綺麗に出た器を炭窯で二度焼すると灰で黒くなって消えてしまうのですかね」
火襷が消える訳では無く、新たな緋色や炭の窯変で見えなくなるでしょう。

電気、ガス、灯油窯での焼成は、2度焼き焼成中の生地の周りの雰囲気はCO、CO2、H2Oしか無いので生地中の金属分の反応しか着色の余地は有りませんね。従って1度目の焼成よりやや反応が進む程度で、極端に長い練らし行程を入れない限り劇的な変化は無いでしょう。
炭や薪を使う2度焼きの場合、炎には、CO、CO2、H2O以外の炭や薪を構成する物質が生地中の金属分の反応を良く促進する様で、また還元も強いので黒っぽく成り易いと私は考えています。

この辺が限界かも~、詳しいかた教えて~
| URL | 2010/06/26/Sat 07:22 [編集]
ありがとうございます
色々質問の回答ありがとうございます。

窯が届いたらさっそく実践させて頂きます!
乾燥プログラムもヒビが入らなさそうでいいですね!

窯搬入美は有給休暇を取ったのでさっそく使いたいと思います!
月讀 | URL | 2010/06/27/Sun 23:15 [編集]
おはようございます。
是非試してください~
| URL | 2010/06/28/Mon 07:01 [編集]

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