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焼き直し続き・・・
さて焼き直し後の画像は、
ビードロ

ビードロ
と、このような仕上がりです。
新たに自然釉が掛かり、強還元で緑色に発色し大変良く成りました。
裏面には木炭の焦げと金色の発色も有り申し分の無い状態です。
(ストロボの加減で良い画像が有りません。汗)

 自然釉の灰被りを焼くと、
ビードロ(ガラス)が雫となり下へ流れるので、
底面には再々この様なガラス状のものが、
目土と混ざって引っ付いた状態で取り出す事に成ります。
ビードロ

さてこの場合、作品と目土の継ぎ目だった所に、
平鏨を当て金槌で一気にカチ割ると手早く見事に出来上がります。・・・・ん?

と言うのは冗談で、
そのような事をすると、殆ど底に壊れや傷が付き、
売り物にはならないスクラップに成る方が大半であります(笑)。

そこで、
ダイヤモンドの歯が付いたハンドグラインダを使用するれば?言うと、△又は×
これだけで仕上げるのは、慣れてこなければ、
この作品の再焼成前の様に
返って新たな傷を付ける失敗も起り得る事ですのでね・・・・・

 私の場合ですが、いくら便利で有っても、
全てこれで仕上げる事は殆どしません。
電動工具なので、硬いsicの棚板等の手入れの場合は、
こびり付いたガラスをバリバリ削り取っていて、仮に棚板を少し削っても、
消耗品ですので気に成りませんが、
一点物やデリケートな作品や商品の場合出来ませんよね~。

 昨日も書きましたが、元々この作品を焼成した窯元さんは、
品物底面の名入れの重要な所へダイヤのカッター跡を付けて居り、
前に当方に居たパートやアルバイトの人でもやらないしさせない失敗です。
(私の)常識では考えられない事でした。

 余談に成りました。
ダイヤモンドの歯が付いたハンドグラインダで削るのは最高で八割程度まで、
其処から残り二割程度は、水を掛けながら砥石で手仕上げします。
もっと気を使う物、例えばお茶碗や水指等高価な物は全て砥石で手仕上げします。
(この画像の作品も砥石だけで仕上げました。)
私が使用しているのは刃物を研ぐ粗い砥石だけですが、
気の利く人は、この後に七宝用の砥石でつるつるに仕上げているようです。
ただ、私の場合は、下の画像程度にしております。
ビードロ

作品が窯の中で炎や熱と戦った跡なので、
この様に丁寧に仕上げれば、目跡の仕上げは大変良い気色に成ります。
最後の一手間を惜しまず頑張りましょう。
作品の価値がグウ~ンと上がります。

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