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続いています。
昨日の説明不測を、補足しておきます。
ガスで焼くと、緋色が出ないと書きましたが、
同じ条件でも高台や土見せ部分には、工夫次第で緋色が出せます。
焼成前に、高台を籾殻で埋まる様に仕掛けておけば、
焼成中、これが燃える事で緋色が発色します。
元々は、作品と棚板の引っ付き防止で使っていたのですが、
沢山使う程、緋色が良く出るので、ガス窯や電気窯では欠かせない技法です。
他にも炭、割り箸、ダンボール、木屑等、色々試しました。
煙で燻した状態とでも言うのでしょうか、その様な時良く緋色がでますね!!

もう少し別の例を画像で説明しましょう。
(このお茶碗、焼成は当社で行いましたが、
作品は他の方の持ち物なので、一部だけを映します。)
2004年2月18日の画像です。
志野試験
鬼板で下絵を描き、平津風化長石を施釉し、
電気炉で1,260℃迄、30時間掛けて焼成したものです。
感想は、如何ですか?

え、
素人臭い仕上がり~と聞こえました。
が、
その通りです。

では次の画像、
これも2004年2月18日の画像です。
志野試験
鬼板で下絵を描き、平津風化長石を施釉し、
電気炉で1,260℃迄、上と同じように30時間掛けて焼成したものですが、
800℃~1,260℃迄、水濡れした炭を投入し、煙の中で焼き上げました。
如何ですか?
上の画像からは、劇的な変化ですね。

下絵上に有る、長石の気泡が無くなり、鉄も部分的に浮出ております。
また、この下絵の鉄も赤く発色し、薄掛けの所は、緋色が出出しており、
中々良い兆しだと思いませんか?

この焼成で、薪窯と同じ作用を再現出来ていると核心できたので、
後は時間と温度に狙いを定め、時間を60時間、90時間、150時間と延ばして行き、

現在は
志野拡大
この程度まで焼成出来ています。

今日の記事も、あまり専門的では無かったかも知れませんね。
あくまでも私の考えですが、
志野を焼こうと考えている方のヒントなればと思い、続けて全て記事にしました。
参考にして頂ければ幸いですが、
もしこの記事を元に焼成をされても自己責任で行ってくださいね。
一般の電気窯では、炉壁やヒーター耐久性が無いので直ぐに潰れてしまいます。
私の様に専用の志野専用の窯を築炉する事をお勧めします。
「何でも焼けます」と売られている窯は、究極を追求して行くと全く使い物にならない。
従って「これしか焼きません」と言う窯を、自分で作るのが、
本当の陶技者だと、私は考えています!!

感想をなどを頂ければ、嬉しいな~。

紫松窯の事を、もっと良く知りたい方は。こちらまで↓
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/kabumatsu/


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